時々ビジネス書を読みます。
小説は大人になって仕事をするようになってからほとんど読まなくなってしまいました。
学生の頃は江國香織さんや山田詠美さん、江戸川乱歩などの作品をよく読んでいました。
仕事をしていると実益を求めてしまうのと悲しいですが年々感受性が衰えて行くものなのかもしれません。
働き方改革で 伸びる女性 つぶれる女性 を読みました。
平易な言葉でわかりやすい表現で書かれていてとても読みやすく、ビジネス書を読む機会が少ない方でも読みやすいと思います。
著者はお子さんを育てながら仕事をされてきた方なので子育てをされている方、将来結婚しても働き続けようと考えている方は実体験も多く参考になると思います(^^)
考え方に関する記述も多く、思いついたらすぐに実行できることばかり書かれていて、読み終わってすぐのやる気のある時点ですぐに取り組めることが多く書かれています。
働き方改革の意図や社会への影響について書かれており、働き方改革の影響によって淘汰される人材にならないよう気を引き締めなくてはと考えさせられると共に、これから自分はどのように働いて行きたいのか考え直すきっかけとなりました。
ただ、ビジネス書をよく読んだり働き方改革について既に理解をしている女性には既知の事が多く新しい気づきは少ないかもしれません。
実体験に基づく女性の本音が実例と共に書かれているので、働く女性の考えを理解したり、能力を活かして働き続けてもらうために男性が読むと参考になることが多いと思います。
管理職の独身女性が家庭と両立しながら働く女性の考えや実状を知るのにもよさそうです。
私は職場の20代半ばの女性の後輩にすすめてみるつもりです。
柔らかいスッと入ってくる文章なので、読み終わったときに仕事を頑張ろうって前向きな気持ちにさせてくれる本でした(^^)
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